自分じぶんよりも不幸ふこうなヒトを
見みては少すこし 慰なぐさめられ
自分じぶんよりも幸しあわせなヒト
見みつけたなら 急きゅうに焦あせってる

だけどきっと だから時々ときどき
どうしようもなく 惨みじめな姿すがたに
気きが付ついて 現実げんじつにぶつかる

私わたしは何なにを想おもえばいい
私わたしは何なんて言いったらいい
こんな私わたしの事こと
解わかろうとするなんて
君きみが初はじめてだった

ひとりとして 傷きずも付つけずに
生いきてくなんて 出来できるわけもない

犠牲者ぎせいしゃだなんて思おもうなら
全すべて失なくしても 構かまわない覚悟かくごで
最後さいごまで演えんじきればいい

君きみが何なにを明日あすへと願ねがい
暗くらく続つづくどんなに長ながい
夜よるさえも超こえて
行いこうと思おもえるのか
いつか聞きかせて欲ほしい

私わたしは何なにを想おもえばいい
私わたしは何なんて言いったらいい
もてはやされたって
羨うらやまれたって
解わかってるのかさえ解わからない

私わたしは何なにを想おもえばいい
私わたしは何なんて言いったらいい
こんな私わたしの事こと
解わかってくれるのなんて
きっと君きみだけだから