なだらかな坂道さかみちを行いく
移うつりゆく日々ひびを 数かぞえた
少年時代しょうねんじだいから
生いきる術学すべまなんで
伸のびる影かげ 弧こをえがく
絶たえ間まなく続つづいてる街まち
明日あしたを伝つたえてゆく人ひと
信しんじられないような
やさしさに飢うえてる
こんな日ひは 愛あいすべき人ひとよ
そばにいて欲ほしいのさ
まだ見みぬ 幸しあわせ求もとめて
誰だれもが旅たびの地図拡ちずひろげ
生いきている
凍こおりつく風かぜに
手てを差さし伸のべても
まばゆい 光ひかりつかむまで
ささやかな愛あいを与あたえて
ほこらしく
雲くもが 流ながれてく
この時代じだいを みつめて
TVテレビニュース 伝つたえる街まち
銃声じゅうせいが響ひびき始はじめた

この部屋へやで
「壁かべなど乗のり越こえて
ゆく為ためにあるのさ」
友ともが言いう
愛あいすべき人ひとよ
そばに来きてくれないか
まだ見みぬ 幸しあわせ求もとめて
誰だれもが旅たびの地図拡ちずひろげ
生いきている
凍こおりつく風かぜに
手てを差さし伸のべても
冷つめたい
アスファルト割われて
芽生めばえる種子たねも
いつの日ひか たくましく
花はなを咲さかすだろ
この時代じだいに
必かならず 僕ぼくらも
咲さくだろ
La la la la
La la la la