小ちいさな肩かたに背負込しょいこんだ
僕ぼくらの未来みらいはちょうど今日きょうの夕日ゆうひのように
揺ゆれてたのかなぁ
イタズラな天気雨てんきあめがバスを追おい越こして
オレンジの粒つぶが街まちに輝かがやいている
遠回とおまわりをした自転車じてんしゃの帰かえり道みち
背中せなかにあたたかな鼓動こどうを感かんじてた
「さよなら。」と言いえば
君きみの傷きずも少すこしは癒いえるだろう?
「あいたいよ・・・。」と泣ないた声こえが
今いまも胸むねに響ひびいている

不器用ぶきようすぎる二人ふたりも
季節きせつを越こえればまだ見みぬ幸しあわせな日ひに
巡めぐり逢あうかなぁ
なんとなく距離きょりを保たもてずにはにかんでは
歯はがゆい旅路たびじの途中とちゅうで寝転ねころんだね
「さよなら。」と言いえば
君きみの傷きずも少すこしは癒いえるだろう?
「あいたいよ・・・。」と泣ないた声こえが
今いまも胸むねに響ひびいている
(Laラ laラ laラ laラ laラ・・・Laラ laラ laラ・・・)
(Laラ laラ laラ laラ laラ・・・Fuフー Haハー・・・)

人波ひとなみの中なかでいつの日ひか
偶然ぐうぜんに出会であえることがあるのならその日ひまで・・・
「さよなら。」僕ぼくを今日きょうまで支ささえ続つづけてくれたひと
「さよなら。」今いまでも誰だれよりたいせつだと
想おもえるひと
そして何なにより二人ふたりがここで共ともに過すごしたこの日々ひびを
となりに居いてくれたことを
僕ぼくは忘わすれはしないだろう
「さよなら。」消きえないように・・・
ずっと色褪いろあせぬように・・・
「ありがとう。」