逢あいたくて逢あえなくて
何度なんども受話器じゅわきを置おいた
永遠えいえんに永遠えいえんに
この胸むねの中なか

交差点こうさてんの向むこうに
あなたの顔見かおみつけた
変かわらないその瞳ひとみ
一瞬時いっしゅんときが止とまる
恋人こいびとでいるよりも
友達ともだちとして側そばで
笑わらいあえてるだけで
いつもそれでよかった
もしあの日ひ
あぁその想おもい
あの人ひとに伝つたえたら
何なにか変かわっていたの?
ものすごくものすごく
恋こいしい人ひとの名前なまえは
永遠えいえんに永遠えいえんに
この胸むねの中なか
交かわした言葉ことばの数かず
ひとつひとつ浮うかべた
臆病おくびょうな私わたしへと
そっとさよならを告つげる
今いまならば
そう胸むねを張はって
お互たがいに向むき合あって
輝かがやいていられる
ものすごくものすごく
恋こいしい人ひとの名前なまえは
永遠えいえんに永遠えいえんに
この胸むねの中なか

逢あいたくて逢あえなくて
何度なんども受話器じゅわきを置おいた
永遠えいえんに永遠えいえんに
この胸むねの中なか
暖あたたかい暖あたたかい
優やさしい光ひかりの中なかで
偶然ぐうぜんにすれ違ちがう 人波ひとなみの中なか
離はなれてゆくの