はじまりはいつも
唐突とうとつなものさ
名前呼なまえよぶのもなぜか
ぎこちない調子ちょうしで
とまどうのに
人ひとの流ながれを避さけて
なにげなく腕うでつかむキミ
街路樹がいろじゅの影かげ 木漏こもれ陽びの
波なみを泳およぐように
どこまでも
このまま ずっと
ふたり歩あるいてゆこう
やっと出会であえた
宇宙うちゅうの果はてで
奇跡きせきを信しんじた瞬間しゅんかん
ねぇ 笑わらわずに
最後さいごまで聞きいて
この想おもいを
永遠えいえん それでも足たりない
言葉ことばの限界げんかい 追おい越こし
そっと強つよくキミのこと
抱だいていた
あふれる光ひかりを
この胸むねに感かんじて
忙いそがしくて昨日きのうも
すれ違ちがうくらいしか
会あえなくて
時間じかんの”長ながさ”じゃない
”深ふかさ”だと
言いいきかせる
渋滞じゅうたいの列れつ クルマの間あいだ
すり抜ぬけながら
気持きもちまで 加速かそくついて
キミへ走はしりはじめた
きっと輝かがやく 季節きせつの中なかで
本当ほんとうに大切たいせつなものは
そう あまり
多おおくはないことが
解わかるはずさ
真面目まじめに未来見みらいみつめて
ボクらの現在げんざい 考かんがえた
もっと強つよく キミのこと
抱だいてたい
新あたらしい風かぜを
背中せなかに感かんじて

やっと出会であえた
宇宙うちゅうの果はてで
奇跡きせきを信しんじた瞬間しゅんかん
ねぇ 笑わらわずに
最後さいごまで聞きいて
この想おもいを
永遠えいえん それでも足たりない
言葉ことばの限界げんかい 追おい越こし
そっと強つよくキミのこと
抱だいてた
はじまりはいつも
唐突とうとつなものさ