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「そのうちおう」と
わらってった
「そのうち」なんてもう
ないことかってる
毎日誰まいにちだれかと平気へいきかおして
うつろな約束交やくそくかわし
すれちがった
どこへくのだろう
ぼくらはずっと
無邪気むじゃきなまま
両手広りょうてひろ
ままにわたあおかぜ
ほほにける
いまはまだゆめだと
みとめたくないけど
ぼくらはずっと裸足はだしのまま
この浜辺はまべ
きらきられるしろなみ
いかけてる
いつかまたえると
しんじられるように

わってないよ」と
えずにんだ
おもいをやすませる
場所ばしょのあてもなく
せない手紙てがみ
てられないのは
わりにしたくないから
きずつけあうのは
はなれられないから
とおくでさけきみこえ
なつかしいね
こころ素直すなおになれなくて
もどかしいね
どんなせつない
もどせないのに
かぞれない真夏まなつほし
おもせる?
こころはいつもきみといるよ
わすれないで
よるつめたくても
一人歩ひとりあるあさ

かがやくもしろえて
にじせて
こわいくらいの夕焼ゆうやけにも
あしめて
二度にどえなくても
夜明よあけはやってくる
ぼくらはずっと裸足はだしのまま
この浜辺はまべ
きらきられるしろなみ
いかけてる
いつかまたえると
しんじられるように