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にじつくってた ばしたら えてった
ブリキのジョウロをぶらさげて くした 昼下ひるさがり
名前なまえがあったなぁ しろくて たかはな
視界しかいはずれで わすれられたよういてた

色褪いろあせて かすんでいく 記憶きおくなか ただひとつ
おもせる わすれられたままのはな

いつだったっけなぁ きずらした あの
にじんだ景色けしきなかにじまずに れてた
いつだったっけなぁ 自分じぶんうそをついた
ただしいリズムで かぜうたようれてた

いつのも ふと 気付きづけば ぼくのすぐそばで
どんなときしろいまま れてた だれのタメ? なんのタメ?

きていく意味いみくしたとき
自分じぶん価値かちわすれたとき
ほら える れるしろはな
ただひとつ おもせる れることなく れる

にじつくってた 一度いちど れてみたかった
大人おとなになったら はなわらばす ゆめ希望きぼう
ところが ぼくらは 気付きづかずに かえしてる
大人おとなになっても にじつくっては ばす

いくつもの景色けしきとおぎたひと
きみいま うごかすモノはなに?そのいろは? その位置いちは?

ゆめなら どこかに としてきた
希望きぼうはるかな距離きょりいた
ほら いまれるしろはな
ぼく気付きづかなかった いろ位置いちっていた

にじつくってた いつしかはなれてた
視界しかいにあるのは かぞえきれない みずたまりだけ
大事だいじなにかが おとてずにれてた
ブリキのジョウロが なみだちてった…

まだ
にじつくってる すがるようかえしてる
れられないってことりながら ばす
名前なまえがあったなぁ しろくて たかはな
れてわかったよ あれはぼくのタメ いてた

気付きづくのが おそくて うなだれた ぼく
らえたのは みずたまりのなかちいさな あたらしい

きていく意味いみと また 出会であえた
自分じぶん価値かちいま まれた

れても れないはな
ぼくなかふか

ほら ここに れるしろはな
ぼく気付きづかなかった わすれられていた名前なまえ
ぼくなかれるなら
れることなくれる るぎない信念しんねんだろう