僕ぼくの名前なまえを呼よぶのは誰だれ?
遠とおいようで近ちかいようで
耳みみの奥おくから聞きこえたようで
空そらからのようで

僕ぼくの事ことを知しっているのかい?
そうだとしたら教おしえて
誰だれかをずっと探さがしているそんな気きがするのだけれど

きっと誰だれかに逢あいたくて逢あいたくて逢あいたくて
僕ぼくは此処ここにいるんだ ねぇそうだろ?
何処どこかで待まつ人ひとよ 出逢であうべき人ひとよ
君きみは確たしかにいる 感かんじる

僕ぼくの頬ほほに触ふれたのは何なに?
空そらからこぼれる粉雪こなゆき
天使てんしの羽はねは多分たぶんこれより白しろくて綺麗きれいなんだろう

元もとはひとつであるはずの心こころは離はなれて
平気へいきなはずがないのさ ねぇそうだろ?
君きみに触ふれる以上いじょう 大切たいせつな事ことを
思おもいつかない だから行いくのさ

星ほしを数かぞえるよりは容易たやすく
雲くもの行方ゆくえを知しるより困難こんなんで
僕ぼくがそれを信しんじれるかどうかだ
左胸ひだりむねの声こえを聞きけ

そうさ誰だれかに逢あいたくて逢あいたくて逢あいたくて
僕ぼくは此処ここに来きたんだ なぁそうだろ?
過去かこがくれたのはヴォイス 明日あしたに導みちびくヴォイス
君きみが近ちかくにいる 届とどくよ