オーイと呼よばれて
万事ばんじが一耳いちじ
わかる女房にょうぼうに
少すこしはなれた
昔恋むかしこいしい
相合傘あいあいがさが 今いまも
なぜかしら あなたの
机つくえの横よこに
表おもては冬ふゆでも しあわせな
めおと恋ごい

苦労くろうするたび
私わたしが笑わらう
みょうなやつよと
あなたが笑わらう
世帯しょたいやつれも
できない侭ままの バカを
ありがとう やさしい
大黒だいこくばしら
あなたが いるから
しあわせな めおと恋ごい

こんど行いこうか
想おもい出旅行でりょこう
言葉ことばだけでも
うれしく泣なける
何なにも要いらない
だいじな男ひとに 会あえて
めぐまれた 女おんなは
私わたしがひとり
死しぬまでふたりで
しあわせな めおと恋ごい