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よみがな
とおとお
はるはまだとお
かぜに ふるえる
うめいちりん
そらを ごらん
ながれてくくも
かじかむゆび
こよみをめくる
みずおと にお
風待草かぜまちぐさ
だれよりも だれよりそうさ
しあわせに
がれるゆめ
今日きょういだいて
るひとの るひとの
かなしみも
あつめていたよ
さきいたよ
しろしろ
はな風花かざばな
それは 春呼はるよ
うめいちりん
いまはる
父母ちちははいえ
姿見すがたみえない
うぐいすのこえ
れる ときがゆく
春告草はるつげぐさ
このふゆえたらきっと
しあわせに
だまりのなか
っていた
めたみち わかみち
人知ひとしれず
こころいたよ
ひとりきり いたよ

だれよりも だれよりそうさ
しあわせに
がれるゆめ
今日きょういだいて
るひとの るひとの
かなしみも
あつめていたよ
さきいたよ
おもいたよ