駆かけめぐる季節きせつの中なかで
見失みうしなった夢ゆめの続つづきを
つかまえて
抱だきしめているだけじゃ
色いろあせるだけ
散ちらばる過去かこ
かき集あつめても
重かさね合あわせ
縫ぬい合あわせても
見みえるのは
ゆがんだ記憶きおくの中なか
逃にげてゆく姿すがた
あの頃ころの君きみの声こえさえ
今いまの僕ぼくには痛いたい
目めを閉とじて捜さがす
ひとひらの
花はなは明日あしたに咲さく
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時ときは流ながれても
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変かわらない想おもいを
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胸むねに刻きざみつけて
踏ふみ出だそう
わずかな光ひかりの中なか

くり返かえす日々ひびに殺ころされ
幕まくは閉とじたとしても
瞳ひとみの中なか
こぼれ落おちてゆく夢ゆめは
ドアをたたく
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今いまをちぎり取とり
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明日あすに投なげつける
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転ころがる先さきには
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つかれはてて
いつか胸むねの中なか
からっぽになって
笑わらえず泣なけない
朝あさが来きても
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風かぜはまだ吹ふいている
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時ときは流ながれても
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変かわらない想おもいを
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胸むねに刻きざみつけて
つきぬけよう
光失ひかりうしなう前まえに