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よみがな
はじめから
身丈みたけわない
こいですが
むすべるえにし
ありますか
あめをあつめて
ながれるかわ
たぎるこころこばめない
京都きょうと 北山きたやま
時雨しぐれかなしい 貴船きぶね宿やど

うたびに
かれてしまえば
けてゆく
つもったうらみも
のぞみさえ
つきひかりに さらしたはだ
めているよな
小夜さよあらし
京都きょうと 草風呂くさぶろ
かみつめたい 貴船きぶね宿やど

何処どこまでも
九十九つづられてく
みち
ふたりの明日あした
てますね
かぜたれて
えないこい
ちて点々てんてん 紅椿べにつばき
京都きょうと 朝霧あさぎり
ゆめもおぼろな 貴船きぶね宿やど