シャワーを止とめた
静しずけさを前まえに
かみ砕くだけないでいるの
意味いみをまだ
淡あわく甘あまく
生なまぬるい体温たいおんで
あぁまた冷ひえる
私わたしにとって
特別とくべつだった日々ひびは
流ながれていく 膨ふくらんでいく
そしていつか消きえる
目めを覚さまさないで
私わたしを選えらんで
哀かなしみならば
ねぇ二度にどと
ほどけない魔法まほうで
加速かそくしてく白しろく激はげしい胸むね
できることなら
忘わすれてしまいたい
そこら中じゅうに溢あふれた影かげは
私わたしを邪魔じゃまして
自由じゆうなのって
結構辛けっこうつらいわルーザー
あと５ごセンチ
途方とほうもなく遠とおい
愛あいしてはいけない
押おし殺ころせない
あなたの育そだてた
過あやまちならば
ねぇ二度にどと
ほどけない魔法まほうで
あなたも少すこし
汚よごれるべきよ

揺ゆらいでいく
未完成みかんせいのメロディ
一人ひとりきりじゃ
あまりに広ひろい
小ちいさな世界せかいの中なか
目めを覚さまさないで
私わたしを選えらんで
哀かなしみならば
ねぇ二度にどと
ほどけない嘘うそで
覚悟かくごを決きめて
この想おもいにさえ
名前なまえつけて
静寂せいじゃくに聞きいて
時計止とけいとめて 私わたしを選えらんで