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こごえたよ そらした
はだかのままして
いててよ あたまなか
きしんだガラクタのおと

っててよ れるまで
ひとりきりにしないで
あらってよ からだじゅう
息止いきとめとくからさぁ

あふれそうなみず排水溝はいすいこう
ちいさなうずをつくってながれていく
ぶつかってまわりながらえてゆくの
のぞめばそのままきずりこまれていく

あなたをおもうあまり ごとぼくさそあま刹那せつな
ひとはかないものに なぜかこんなかれつづけてしまう

はなしてよ ふかそこ
エンディングはねむりで
さわっててよ そのした
うしろから裏側うらがわから

どこかつながるはずの排水溝はいすいこう
ながかみからんでふさいでいく
そしてさきくしたのが
ここにあるたったひとつまぎれもない真実しんじつ

わせた指先ゆびさきから かすかぼくとどあま鼓動こどう
ふさいだくちびるから 不意ふいにこぼれちるあま吐息といき

あなたをにくむほどに れてみださけぼくがいる
ひとはかないものに なぜかこんなかれつづけてしまう