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きてく理由りゆうだとか んじゃいけない理由りゆう どっちも
納得なっとくいく理由こたえおしえてもらえないし

友達ともだちなかわせてわらっててもどっかで
もうひとりの自分じぶんめたをして ている

だれもがひとりであるがゆえ 共有出来きょうゆうできいたみもあるんだ」
気休きやすめかもね… そんなのはってるそれでも大声おおごえさけんでいた

放課後ほうかごひとりで… あぁ 校庭こうていすみ
だれかはすくえる そう それだけしんじて…

たがいに大事だいじすぎて ぶつかったあいゆめ
ちっとも欲張よくばったワケじゃない それでも こぼれおちた

からだのサイズだけは大人おとなになってくけれど こころ
おっきくなるどころか ゆめといっしょに しぼんだ…

自分じぶん特別とくべつひとだとしんじてきてきたんだけどなぁ」
「そうでもなかったみたいだね」 って つめたくなってく わたし情熱じょうねつ

背伸せのびをしていた… あぁ うつむいたままで
すべての不幸ふこうを あぁ 背負しょってるフリして…

「さよなら」 とはえなくて なみだかくし った…
「おやすみ」

ひとりぶん食事しょくじつくんのにも もうれて
いつしか 見上みあげるそらに いつも 故郷こきょうおもっていた

けど 「あきらめたゆめかなうことはもうない」って
気付きづけたのも げずに夢見ゆめみたこのまちに まだいるから

あなたはきているだけで もう 十分自分じゅうぶんじぶんらしくきている
特別とくべつことなにかする 必要ひつようなんてはじめからないよ

こごえる貴方あなたを ねぇ はげましたいんだ
何度なんど何度なんども ねぇ はげましたいんだ…