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よみがな
いつかきみいて
精一杯せいいっぱい笑顔えがお
せるように
なるといいね
ふとおもったから
まちにはかさはな
ただあざやかにいていて
びしょれのまま
きみはひとり
なにつめて
いたんだろう
なにたないぼく
なにかをくしたきみ
いつしかぼくらは
かたはじめてた
あの 突然消とつぜんきえたきみ
あてもなく
ただいかけた
物足ものたりない左側ひだりがわ
気付きづけば
きみきでした」

まちはざわめきはじ
恋人達こいびとたちらして
つづった手紙てがみいま
ポケットのなかねむってる
夕陽ゆうひそら
ひとり見上みあげてるよ
よる次第しだい
おお様子ようす つめて
きみとどく あのうた
とおくから
こえたメロディ
きみちかい この場所ばしょ
ぼくかなでたものじゃない
いますぐでもきみのことを
きしめたいとおもうけど
遠回とおまわりもれて
いまきみ見守みまもるから
イタズラにちかづいてた
この距離きょり今越いまこえたから
二人ふたりかなでるメロディ
たからかにひびかせよう…