もっと そばにいて 影かげがひとつになるくらい
もっと 好すきだと言いって
あの頃ころのように

人混ひとごみ歩あるく 予告よこくなく届とどく 孤独こどく 切せつなく
気持きもちバレないように
冷さめた顔かおして足早あしばやになる
何度見なんどみても 進すすまない時計とけい
苦くるしくなって 見上みあげると
あなたと よく似にた背中せなか ぶつかって かきわけて
我われに返かえって 空くうを抱だいた…

もっと そばにいて 影かげがひとつになるくらい
もっと 好すきだと言いって
あの頃ころのように

あの頃ころのように
Cafeカフェに座すわる 音おともなく運はこぶ 記憶きおく 儚はかなく
涙なみだバレないように 笑顔絶えがおたやさず 友達ともだちと会あう
何度見なんどみても 色いろのない景色けしき
グラスを持もって 見上みあげると
あなたが見みえた気きがした 飛とびついて 驚おどろかれて

我われに返かえって 席せきに着ついた…
ずっと そばにいて 中なかに隠かくれられるぐらい

ずっと 涙なみだを拭ふいて あの時ときのように

あなたがいたからひとりでもいれた
何なんでうたかたみたいに消きえたの…
今いまは煙草たばこの煙けむりに折おり合あい見みつけてる
ダメだよね…分わかってんだ…
…どこにいるんだよ… もっと… ずっと…

もっとそばにいて 影かげがひとつになるくらい
もっと好すきだと言いって
あの頃ころのよう

我われに返かえって 席せきに着ついた…
ずっとそばにいて 中なかに隠かくれられるぐらい

この写真しゃしんの頃ころのように

少すこし気きを許ゆるしたら雨あめ…雨あめが降ふって来きた
今夜こんやもまた月つきがゆがむ だけど…
大丈夫だいじょうぶ… 大丈夫だいじょうぶ…