雨あめに濡ぬれる 遠とおくの街まち
明あかりが糸いとをひく
とてもきれい
とてもきれい
あなたに見みせたいわ
あなたのこと忘わすれたくて
ここまで来きたけれど
ひとときだって
ひとときだって
忘わすれることできない
東京とうきょうの空そらの下したの
あなたには
私わたしの気持きもちなんか
わからない
傘かさもささず濡ぬれている
あなたを心配しんぱいするだけ
バカね バカね
バカね 私わたしは

たそがれても明あかるい街まち
明あかりが灯ともるなら
どこも同おなじ どこも同おなじ
あなたがいないだけ
あふれ出だした人混ひとごみの中なか
押おし流ながされそうで
すがる腕うでが すがる腕うでが
今夜こんやは欲ほしいの
東京とうきょうの空そらの下したの
あなたには
私わたしの気持きもちなんか
わからない
誰だれかに声こえをかけそうな
あなたを心配しんぱいするだけ
バカね バカね
バカね 私わたしは