キャンドルを暗くらくして
スローな曲きょくがかかると
君きみが彼かれの背中せなかに
手てをまわし踊おどるのを壁かべで見みていたよ

振ふられると わかるまで
何秒なんびょうかかっただろう
誰だれか話はなしかけても
ぼくの眼めは上うわの空そら 君きみに釘くぎづけさ

Ohオー! KARENカレン 浜辺はまべの濡ぬれた砂すなの上うえで
抱だきあう幻まぼろしを笑わらえ
Ohオー! KARENカレン 淋さびしい片思かたおもいだけが
今いまも淋さびしいこの胸むねを責せめるよ

ふと眼めがあうたびせつない色いろの
まぶたを伏ふせて頬ほほは彼かれの肩かたの上うえ

かたちのない優やさしさ
それよりも見みせかけの魅力みりょくを選えらんだ

Ohオー! KARENカレン 誰だれより君きみを愛あいしていた
心こころを知しりながら捨すてる
Ohオー! KARENカレン 振ふられた ぼくより哀かなしい
そうさ哀かなしい女おんなだね君きみは

そうさ哀かなしい女おんなだね君きみは