自由じゆうすぎる この街まちで 自由じゆうを見みつけられない僕ぼくは
今日きょうも君きみの指ゆびをつかんで 目的もくてきもなく さまよう

君きみの欲ほしがるものは いつも お金かねじゃ 買かえないもの
僕等ぼくらの悲かなしみは 雨あめになり 海うみになり 空そらになる

愛あいに形かたちがないなんてね 誰だれが言いったのだろう
抱だきしめあえれば こんなに 暖あたたかいのに

何なにも 何なにも 何なにもない僕等ぼくらに約束やくそくはいらない
覚おぼえたばかりの愛あいじゃ 足たりないけど
いつも そばにいて
間違まちがうことなんて もう 気きにしないで これからの幸しあわせを探さがそう

『あなたがいなくなったなら 私わたしも消きえて失なくなるかもね』
そう言いって 急きゅうに笑わらい出だす 君きみが天使てんしみたいで好すき

愛あいに触ふれられないなんてね 誰だれが決きめたのだろう
確たしかに 君きみは この胸むねで 眠ねむるのに

何なにも 何なにも 何なにもない僕等ぼくらに約束やくそくはいらない
覚おぼえたばかりの愛あいを 奏かなでてみたい
悲かなしむ顔かおを 今いまは放ほうり投なげて 子供こどもの頃ころのように
雨上あめあがりの虹にじを探さがそう

何なにも
何なにも
何なにもない僕等ぼくらに約束やくそくはいらない
覚おぼえたばかりの愛あいじゃ 足たりないけど
いつも ここにいて
間違まちがうことなんて もう 気きにしないで これからの幸しあわせを探さがそう

ここにいて幸しあわせを探さがそう