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わすれさせてよ ねぇ おさけ
今夜こんやわなきゃ
いられない
きながら…
あなたにすがった
波止場はとばみち…
なんでわせた
さだめがにく
はなさないよと
ったじゃないの
こいのおわりの 氷雨桟橋ひさめさんばし

みさきがくれの あの部屋へや
人目ひとめをしのんで
えたよる
三日みっかでも…
わたしちいさなはるだった
むかしのことは
わすれりゃいいと
いてかせて
くれたじゃないの
あれはゆめなの 氷雨桟橋ひさめさんばし

こんなわかれに なるのなら
んでもこいなど
もうしない
れたって…
どうにもならない
ふたりなら…
霧笛むてきのこして
いまふね
ここでつのね
めたじゃないの
明日あすもひとりで 氷雨桟橋ひさめさんばし