眠ねむい町まち 眠ねむい空そらを 見上みあげて伸のびをしてみせる
絡からまったヘッドフォンを だまって君きみに投なげる
朝靄あさもやのアスファルトに かがんで紐結ひもゆわえてる
先さきの減へったこのソールも 優やさしく馴染なじんでるだろう?

信しんじるのはウソだと 思おもうだけの僕ぼくはもういない

地図ちずにない 途みちを求もとめ 迷まよい合あってもいいだろう
擦すり減へらした思おもい出では しまいこんで笑わらい合あい
傷きずついて 閉とざされても 誰だれかと出会であえるのなら
歩あるいてく 振ふり返かえれば今いまも あの日ひの僕ぼくらが霞かすむ

言いいあてる次つぎの言葉ことば 足あしもと見みて探さがしてる

でたらめな天気予報てんきよほう 口くちにして はぐらかす

変かわるコトは弱よわさと 思おもうだけの僕ぼくはもういない

満みたされる はずはないと 知しりながらただ行ゆくだろう
砕くだけ散ちったプライドに とどめさして笑わらい合あい
つまづいて 戸惑とまどう日ひも あしたを迎むかえるのなら
歩あるいてく 目めを開あければ遠とおく 知しらない僕ぼくらが映うつる

地図ちずにない 途みちを求もとめ 迷まよい合あってもいいだろう
擦すり減へらした思おもい出では しまいこんで笑わらい合あい
傷きずついて 閉とざされても 誰だれかと出会であえるのなら
歩あるいてく 振ふり返かえれば今いまも あの日ひの僕ぼくらが霞かすむ