涙なみだひとつ知しるたびに 忘わすれてゆく大事だいじなこと
この東京まちにはじきとばされ 歩あるき方かたを覚おぼえてく
目めを閉とじたらきっと どんな 未来みらいもかなうのに
目めを開あけた現実げんじつにいつも なにも出来できない私あたしなの

天使てんしたちの鼻歌はなうたよ どうかメロディー運はこんできてよ
この足あしじゃ もう小ちいさすぎて 足跡あしあとさえ残のこせないのね

人ひとは夢ゆめを持もつからね 諦あきらめたりするのですか?
そこはホントはガラスの世界せかい 壊こわせるのは この手てかも
私あたしが地球ここに生うまれた ホントの意味いみはなに…
絶望ぜつぼうのとなりにはいつでも 希望きぼうがいたりするでしょう

落書らくがきに つめこんだ夢ゆめは この場所ばしょでも覚おぼえているの
かなわないものはないと そう 今いまも少すこし信しんじているの

空そらに浮うかんだ一ひとつの星ほしは 輝かがやく明日あすを待まち望のぞんで
こわれたからを少すこしずつ破やぶって 今いま 朝日あさひ 浴あびて散ちる

天使てんしたちが この場所ばしょへと 今いまメロディー運はこんできたよ
今日きょうの日ひの終おわりに吹ふく風かぜ そっとメロディー浮うかべてみたの

暗闇くらやみの中なかでこそ きっと 本当ほんとうの希望きぼうはみえる
やっと気きづいた一ひとつの事こと 私わたしは今いま 歩あゆみ出だすから