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春はるが来きたから
桜さくらのアイスクリーム
食たべようなんかと
あいつは言ゆうけど
春はるが来きたから
ずっと隠かくしていた
スイカの種たねを
蒔まこうかと思おもうんだ
口くちに含ふくんだ 種たねを含ふくんだ
吹ふき飛とばしてみた
ツバが飛とび散ちった
空そらを見上みあげれば
ドシャブリの雨あめさ
ズブヌレになって
二人ふたりはニヤリと笑わらう
「これで芽めが出でる」 …と
どぉせ どぉせ
やまないんだろ
どぉせ どぉせ
やまないんだろ
雨あめが風かぜが
ありがたいくらいさ
どぉせ すべて
二人ふたりは うまくいく
春はるが来きたから
すっぱだかになろうよ
そいつは いーなー
全裸ぜんらで道みちを歩あるく
見みるんじゃないと
頭あたまがおかしいと
声こえが散ちってる
二人ふたりに届とどきはしない
だれもやらない
事ことがしたいわけじゃない
やりたい事ことを
だれもしないだけ
失うしなうものも
いらない時間じかんも
ひとつもないぜ
二人ふたりは ニヤリと笑わらう
「これで もう終おわりさ」
どぉせ どぉせ
やまないんだろ
どぉせ どぉせ
やまないんだろ
冷つめたい目線めせん 逃にげる笑わらい声ごえ
どぉせ すべて
二人ふたりは うまくいく
どぉせ どぉせ
やまないんだろ
どぉせ どぉせ
やまないんだろ
壊こわした罪つみと 犯おかした幸しあわせ
そして二人ふたりは
もう いないのさ
桜さくらのアイスクリーム
食たべようなんかと
あいつは言ゆうけど
春はるが来きたから
ずっと隠かくしていた
スイカの種たねを
蒔まこうかと思おもうんだ
口くちに含ふくんだ 種たねを含ふくんだ
吹ふき飛とばしてみた
ツバが飛とび散ちった
空そらを見上みあげれば
ドシャブリの雨あめさ
ズブヌレになって
二人ふたりはニヤリと笑わらう
「これで芽めが出でる」 …と
どぉせ どぉせ
やまないんだろ
どぉせ どぉせ
やまないんだろ
雨あめが風かぜが
ありがたいくらいさ
どぉせ すべて
二人ふたりは うまくいく
春はるが来きたから
すっぱだかになろうよ
そいつは いーなー
全裸ぜんらで道みちを歩あるく
見みるんじゃないと
頭あたまがおかしいと
声こえが散ちってる
二人ふたりに届とどきはしない
だれもやらない
事ことがしたいわけじゃない
やりたい事ことを
だれもしないだけ
失うしなうものも
いらない時間じかんも
ひとつもないぜ
二人ふたりは ニヤリと笑わらう
「これで もう終おわりさ」
どぉせ どぉせ
やまないんだろ
どぉせ どぉせ
やまないんだろ
冷つめたい目線めせん 逃にげる笑わらい声ごえ
どぉせ すべて
二人ふたりは うまくいく
どぉせ どぉせ
やまないんだろ
どぉせ どぉせ
やまないんだろ
壊こわした罪つみと 犯おかした幸しあわせ
そして二人ふたりは
もう いないのさ