息いきをするたび浮うかんでくることといえば
今日きょうのあなたとの出来事できごとを思おもい出だし
今いま 私わたしのいちばん優やさしい涙なみだが溢あふれて あなたに落おちるの

降ふり出だした雨あめに どうか傘かさをささないで
ただ あなたへの思おもいを浴あびてほしい
手てを伸のばせば届とどきそうな距離きょりに どうか お願ねがい私わたしを感かんじて

越こえられぬ つめたい あなたとの壁かべ
だけど 私わたしの代かわりなんていない あなたに届とどけ!

新あたらしい光ひかりが私わたしだけに降ふるなら
言葉ことばひとしずくで どんな痛いたみも打うち消けすでしょう

この雨あめが上あがって 恋こいが愛あいに変かわる頃ころ
水みずたまりに映うつる私わたしは もう揺ゆれていない
顔上かおあげれば 虹にじが見みえる予感よかん その先さきにある 幸しあわせを信しんじて

報むくわれぬ 愛あいという名なの向むかい風かぜ
だけど あなたの代かわりなんていない

求もとめ続つづけてやまない心こころが 世界せかいの果はてにあるなら
必かならず誰だれもが悲かなしまずにいられるのに
満みたされない夢ゆめが私わたしの手てにあるから
今いま ここに生いきて 明日あしたの光ひかりを待まってる

私わたしは想おもう 誰だれよりも強つよく どうか いつまでも あなたが輝かがやくように

求もとめ続つづけてやまない心こころが 世界せかいの果はてにあるなら
必かならず誰だれもが悲かなしまずにいられるのに
満みたされない夢ゆめが私わたしの手てにあるから
今いま ここに生いきて 明日あしたの光ひかりを待まってる