青あおざめた三日月みかづきが
こぼした雫しずくに
気きがついて
ひとりで見上みあげた夜空よぞら
あの日ひの風かぜの匂におい
会あいたい… 会あいたい…
ただ理由わけもなくて
会あえない、と
分わかってても
忘わすれるなんてできない
満みちて欠かける想おもいは
今夜こんやもヒカリ放はなって
傷きずつくほどに強つよく
あなたへと向むかう
二度にどと あの日ひに
戻もどれないけれど…

会あいたい… 会あいたい…
でも あなたのために
会あわない、と
決きめても なお
苦くるしくて溢あふれ出だすの
満みちて欠かける想おもいは
今夜こんやも とても眩まぶしい
ココロの奥おくを照てらす
三日月みかづきのように
夜明よあけが来きても
消きえたりはしない
手ては届とどかないけれど…