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よみがな
きみとふたりごした日々ひび
あおそらした なにおもい、
ひとつ ふたつとつむって
指折ゆびおかぞえた いとしき日々ひび
いろんなきみ仕種しぐさこいをした
さざめきあう かぜなか
あいった

ぼくつめるさき
きみ姿すがたがあってほしい
一瞬一瞬いっしゅんいっしゅんうつくしさを、
いくつとしをとっても
またおなじだけ わらえるよう、
きみぼく
また、わらいあえるよう…

にはえないものだから
時々ときどき 不安ふあんでサビシクなり、
痛々いたいたしくて もどかしくて
でも、それがゆえの
いとしき日々ひび
いろんなきみをずっとぼくせて
きららかなるまえ
あいちか

だから、
たとえば、
ぼくのためといって
きみがついたうそなら
ぼくにとって それは本当ほんとう
えない このあいだすこしずつきみわっても
おもつづけられたら

なるようにしか ならない
そんなふうにしては
いつも手放てばなしてきたこと、
大切たいせつなものを
しんつづけることは
とても容易たやすくはないけど
ほんの わずかでも

ぼくつめるさき
きみ姿すがたがあってほしい
一瞬一瞬いっしゅんいっしゅんうつくしさを、
いくつとしをとっても
またおなじだけ わらえるよう、
きみぼくと また、
わらいあえるように…