愛あいの甘あまいなごりに あなたは まどろむ
天使てんしのようなその微笑ほほえみに 時ときは立たち止どまる
窓まどに朝あさの光ひかりが やさしく揺ゆれ動うごき
あなたの髪かみを ためらいがちに染そめてゆく

美うつくしい人生じんせいよ かぎりない喜よろこびよ
この胸むねのときめきをあなたに
この世よに大切たいせつなのは
愛あいし合あうことだけと
あなたは おしえてくれる

愛あいは風かぜのささやき あなたは目覚めざめる
子供こどものような瞳ひとみを向むけて 指ゆびをからめるよ
そっと肌はだをよせれば 水仙すいせんの花はなのような
やさしい香かおりがはじらうようにゆれている

美うつくしい人生じんせいは 言葉ことばさえ置おき忘わすれ
満みち足たりた二人ふたりを包つつむよ
この世よに大切たいせつなのは
愛あいし合あうことだけと
あなたは おしえてくれる

美うつくしい人生じんせいよ かぎりない喜よろこびよ
この胸むねのときめきをあなたに
二人ふたりに死しがおとずれて
星ほしになる日ひが来きても
あなたと離はなれはしない