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よみがな
ひとつ花欠片はなびら
なみだかずかさ
ふいにおも過去かこ
あわ吐息といきがまたこぼ
無理むり
きみぼく
ああ しろかす
そら見上みあ
さきさがしていた
あのおさな
衝動しょうどう美学びがく 時分じぶんはな

ひどくいそゆえ
どこかへえたひかり
再度さいど つけだすことより
あらたなゆめてのひら
ぬるいおも
して
ああ もるちり
ひとつ ひとつ
それにさえ
きっと意味いみは あると
そう ただ一途いちずしん
辿たどきざ
こころ体絡からだからまりつな
今日きょうつづきを
えてゆくためのなに
傍らそばかんじて
かえらずに ドアをひら

ああ ぼくかこ
きりれた すすむべきみち
たしかにえる
ああ しろかすそらいま
どこか奇麗きれいうつった
かたちめたおも
いまえてものこ
「まことのはな」に-