確たしかなものなど どこにもないけれど
あなたと歩あるいて来きた 月日つきひだけは真実しんじつね
小ちいさなツバメが 海うみを渡わたるように
私わたしを見送みおくってね 悲かなしい顔かおは見みせないで
春はるの光ひかりうけて ただ軽かろやかに
運命うんめいを恐おそれず 飛とび立たってゆく

さよなら 大事だいじな人ひと
ありがとう 思おもい出でたち
あなたを愛あいする私わたしが選えらんだ
夢ゆめについてゆくわ

たとえば あるとき 傷きずつき疲つかれ果はて
ドアをたたいたなら あなたは迎むかえてくれるでしょうか
時ときは戻もどらないと知しっているけど
心こころの故郷ふるさとは 持もち続つづけるの
どんなに離はなれても
どんなに見みえなくても
あなたを愛あいする私わたしがいるから
ずっと元気げんきでいて

さよなら 大事だいじな人ひと
ありがとう 思おもい出でたち
あなたを愛あいする私わたしが選えらんだ
夢ゆめについてゆくわ