春はるの日ひ 出逢であい
夏なつの日ひ 燃もえた
激はげしい恋こいも 悶もだえた愛あいも
秋風あきかぜ 吹ふけば 冷つめたく さめる
さめたは わたし 捨すてたも わたし
風かぜまかせ 風かぜまかせ
明日あしたに向むかい
ああ 風かぜまかせ

奪うばって与あたえ
与あたえて奪うばい
死しんでもいいと すがって泣ないた
女おんなの心こころ 嘘うそではないの
あの日ひの恋こいは もどりはしない
風かぜまかせ 風かぜまかせ
命いのちを燃もやし
ああ 風かぜまかせ

無言むごんの電話でんわ
泣なき言ごとメール
やめてよ よして 男おとこの愚痴ぐちは
聞ききたくないの 今更いまさらなによ
みれんも 夢ゆめも 私わたしが捨すてた
風かぜまかせ 風かぜまかせ
ひとりで生いきる
ああ 風かぜまかせ