花咲はなさく春はるは
生うまれた町まちを あなたに見みせたい

素足すあしの夏なつは
まぶしい あなたに ただ見みとれていたい

静しずかな秋あきは
落葉おちばを二人ふたり カサカサならして

こごえる冬ふゆは
冷つめたい くちびる 重かさねて笑わらおう

あなたの笑顔えがお
あなたの涙なみだ
だきしめたくて
だきしめたくて
あなたのすべて

見上みあげる空そらの
青あおさのように この想おもいは褪あせない

悲かなしいときも苦くるしいときにも
あなたと二人ふたりで

めぐる季節きせつを
はるかな道みちを
歩あるいてゆこう
歩あるいてゆこう
あなたと ずっと

あなたの笑顔えがお
あなたの涙なみだ
だきしめたくて
だきしめたくて

あなたの すべて
いついつまでも