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さっきから
つづいたままの
あきさそれるあめ
見事みごとほど、このぼく
かくすように

きみえたらよかったコトバ
「ありがとう、沢山たくさんを」
ぼくはまた
こうして すこしずつ わすれてしまうのかな

らくになるためでなく
いいひとぶるつもりでもなく
ぼくきな笑顔えがお
もう やさないで

ぼくへとれつづけた
そのは やさしかった
何気なにげなく そして つよ
ぼくは いつも まもられてた

この部屋へやからえるもの すべて
いままた ちがってえる
きみがいた
それでもう ぼく特別とくべつだった

あきらめではなく
無理むりしているつもりでもなく
おもいのまま とおくへ
あいはなって

ぼくへとれつづけた
そのは やさしかった
何気なにげなく そして つよ
ぼくは いつも まもられてた

きみがあふれたぼく
このにぎりしめる
さりなく だけど つよ
ぼくはゆくんだ きみからゆく

かえしながらも
どうしようもなくなりながらも
ままならぬぼくあい
つけて つめて
おもてぬまで

ぼくへとれつづけた
そのは やさしかった
何気なにげなく そして つよ
ぼくは いつも まもられてた

まだりやまぬあめ
やがてはなかすだろう
ぼくかくすためじゃなく
ぼくをもまた かすのだ、と

一日中いちにちじゅう つづいてゆく
あきさそれるあめ