午前三時君ごぜんさんじきみからの電話でんわ
こんな遅おそい時間じかんどうしたの?
「声聞こえききたくなっただけ」
一言呟ひとことつぶやいてオヤスミ

友達ともだちと食事しょくじしてる時ときも
帰かえり道地下鉄みちちかてつの中なかでも
五分ごふんおきに君きみからの
エンドレスなメール届とどいて

二人会ふたりあえない時ときだって
僕ぼくは君きみを想おもってるのに
「5ごセンチだって離はなれていたくない…」
そう願ねがう君きみが切せつなくて

恋こいも仕事しごとも友情ゆうじょうもすべて
現実げんじつにこなせる自信じしんはまだないけど
僕ぼくたちが向むかう明日あしたはきっと
一ひとつだと信しんじて
僕ぼくの想おもいは君きみから1いちミリも離はなれてないよ
だから分わかってほしい
心こころに積つもった5ごセンチの不安ふあんさえ
暖あたためてとかしてあげるよ

出会であったばかりの頃ころの君きみは
気きが強つよくて弱よわさ見みせなくて
いつも頑かたくなに心こころ
閉とざしているように見みえたけど

僕ぼくの前まえで見みせるあの笑顔えがお
寂さびしげに俯うつむいた横顔よこがお
初はじめて見みる表情ひょうじょうに
特別とくべつな何なにかを感かんじた

君きみが思おもうよりも僕ぼくは
君きみを必要ひつようとしていて
右肩上みぎかたあがりに高たかまる気持きもち
どう君きみに伝つたえたらいいの?

予想出来よそうできない天気図てんきずみたいな君きみの感情かんじょうに
ドキドキさせられるけど
僕ぼくたちが見上みあげる空そらはいつも
一ひとつだと信しんじて
君きみのわがままや束縛そくばく 涙なみださえも愛いとしくて
すべて抱だきしめたいよ
真まっ白しろに重かさねた5ごセンチの願ねがい
叶かなえるように 約束やくそくするよ

恋こいも仕事しごとも友情ゆうじょうもすべて
現実げんじつにこなせる自信じしんはまだないけど
僕ぼくたちが向むかう明日あしたはきっと
一ひとつだと信しんじて
僕ぼくの想おもいは君きみから1いちミリも離はなれてないよ
だから分わかってほしい
心こころに積つもった5ごセンチの不安ふあんさえ
暖あたためてとかしてあげるよ

僕ぼくたちの気持きもちが5ごセンチ以上いじょう
離はなれませんように…