文字サイズ
よみがな
バスはゆらりれながらよるまち
われるようにったままで
らない場所ばしょへとひたはし

やみこうの景色けしきをただっていくだけ
いてきみおもさぬよう
よる輪郭りんかくでなぞる

いまぼくすえはこのみちだけがっている
ほうへとある子供こどものように

光誘ひかりさそほうへ ひたすらはしるのさ
さきにはなにかがつはずさ
ぼくぼくでいられるようにまらないで

わりえのない日々ひびをただかえしてた
適当てきとううなづいて適当てきとうはなして
きみ今頃何いまごろなにをしてるかなぁ

くだらなくわらえたらそれこそがしあわ
そうか、いつもわらないこえがずっと
ひびいているなら

かりともほうきみまちへと
いますぐしてこのままかえすんだ
きみえたらまずなんておうかな

そうさ! かりともほうへひたすらかうのさ
たどりいたさきには笑顔えがおっているから
ぼくぼくでいられるのはそこしかない