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体中からだじゅうの感覚かんかくが悲鳴ひめいをうたい
「もう終おわりにしないか」と欲求よっきゅうする
あの日ひの懐憶かいおくいつしか淡白あわじろく濁にごり
視界しかいの中なかの詩人しじんの詩うた 醜みにくく歪ゆがむ
雑踏ざっとうに転ころがった鼠ねずみの死骸しがいは
済すみきった眼めで こう語かたりかけた
「おまえは誰だれが為ために傷きずを負おう」
「おまえは何なにが故ゆえに泣ないている」
あぁ 我生われいき往ゆくことの運命さだめ
この身酷みこくし果はてるまで
歩あるけ やがてその足腐あしくさり落おちようとも
叫さけべ その痛いたみ抱いだき続つづけ
進すすめ。
あぁ この変かわり果はてた体からだでもがくことが
あぁ 我生われいき往ゆくことの運命さだめ
この身酷みこくし果はてるまで
傷きずはやがて胸むねの深ふかく深ふかく深ふかく
眠ねむりにつくだろう
耐たえろ その痛いたみ消きえるまで
吐はきだせ 染しみ込こんだ闇やみを
僕ぼくはまだ歩あるいてゆける
きっと歩あるいてゆける
「もう終おわりにしないか」と欲求よっきゅうする
あの日ひの懐憶かいおくいつしか淡白あわじろく濁にごり
視界しかいの中なかの詩人しじんの詩うた 醜みにくく歪ゆがむ
雑踏ざっとうに転ころがった鼠ねずみの死骸しがいは
済すみきった眼めで こう語かたりかけた
「おまえは誰だれが為ために傷きずを負おう」
「おまえは何なにが故ゆえに泣ないている」
あぁ 我生われいき往ゆくことの運命さだめ
この身酷みこくし果はてるまで
歩あるけ やがてその足腐あしくさり落おちようとも
叫さけべ その痛いたみ抱いだき続つづけ
進すすめ。
あぁ この変かわり果はてた体からだでもがくことが
あぁ 我生われいき往ゆくことの運命さだめ
この身酷みこくし果はてるまで
傷きずはやがて胸むねの深ふかく深ふかく深ふかく
眠ねむりにつくだろう
耐たえろ その痛いたみ消きえるまで
吐はきだせ 染しみ込こんだ闇やみを
僕ぼくはまだ歩あるいてゆける
きっと歩あるいてゆける