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今年ことしもまたここのさくらいたよ
おなそらした きっときみてるかな?
春風はるかぜたわむれた あのころぼく
あの日々ひび大切たいせつなタカラモノ。」

いつも てた きみ横顔よこがお
栗色くりいろかみが なびいてた
ひとみ じて みみをすませば
なつかしい こえひび

季節きせつ しむよう息切いききらして けたね
よろこ間違まちがくやなみだ 昨日きのうようによみがえる

春色はるいろ ハルハラリ がれ あのぼくらをのせて
見上みあげたそらえがいたゆめいまもこのむねにあるよ
夢色ゆめいろ ハルハラリ ほこ旅立たびだちのこの季節きせつ
とおくはなれた きみちかう またここからはしりだすよ

いつか きみが くれた言葉ことば
いまぼく勇気ゆうきづけるよ
こころ かよわせた あの日々ひび
大切たいせつなタカラモノ

出会であいとわかかえして まって またまよって
それでもまえへと すすみたくて また一歩いっぽこのあし

春色はるいろ ハルハラリ がれ ほろにがいナミダをいて
かえればほら だれうしろにも 足跡あしあとはあるのだから
夢色ゆめいろ ハルハラリ ほこわりゆくこの世界せかい
ながされないと むねちかうよ わらないこの場所ばしょ

「あれから随分時ずいぶんときったね
季節きせつなかでいろんな出会であいとわかれがあった
でも、じてかんでくるのはやっぱりきみなんだ
また、ここからあるいていく
きみのいないみちを…。」

サツキがかおみどりうみ なつ 秋風あきかぜ ふゆ木枯こがらしをえて
めぐめぐり またこの場所ばしょから はじまる

春色はるいろ ハルハラリ がれ あのぼくらをのせて
見上みあげたそらえがいたゆめいまもこのむねにあるよ
夢色ゆめいろ ハルハラリ ほこ旅立たびだちのこの季節きせつ
とおくはなれた きみちかう またここからはしりだすよ

どこまでもつづみち