文字サイズ
よみがな
いつものように一人帰ひとりかえり カギをさしドアをけると
「おかえり」ときみ出迎でむかえてくれるなんて
あわ期待抱きたいだいて

きずつくのをおそれ いつもそむげてきたけど
まちきみかおかんじるたび
らずにいた自分じぶんがいる

えてないこたえがあるとすれば
えてないきみやさしいうで
きだよ」ほほにそっとキスをして
永遠えいえんちかった あのよる

おおきなキャンバスに二人ふたり ひかりの粒散つぶちりばめてさ
たくさん計画立けいかくたてたこと
もう全部行ぜんぶおこなうこともなくて

いそがしいあまりにそらをいつのにかなくなってた
見上みあげた星空ほしぞら とどきそうでなみだまらないの

えてないこたえがあるとすれば
えてないきみとむかえたあさ
きだよ」むねにそっとせて
永遠えいえんちかった あの日々ひび

あのとき 見送みおくった背中せなか
声枯こえからしめればかったの?
くら後悔こうかいばかり 幾度いくどとなくめぐってくの

えてないこたえがあるとすれば
えてない まど隙間すきまからえる太陽たいよう
わたしふるえるかた あたためて じて
づけなかったこたつけた