3みっつ数かぞえる間まに
灯あかり消けして目めを閉とじよう
夜よるのニュースさえも
もう今夜こんやだけは観みたくなくて

頭あたまをかすめてく
言いい訳わけとか後悔こうかいとか
冷蔵庫れいぞうこで凍こおらせて
忘わすれたふりで眠ねむってしまおう

昨日きのうと今日きょうと明日あした
日ひはまた昇のぼる
何なにもなかったように
繰くり返かえされるトライアングル
僕ぼくらの背中押せなかおすけど
でもせめて 夜明よあけけまで
一番大事いちばんだいじな人ひとを
抱だきしめる夢ゆめをみよう

星ほしを見上みあげるとき
祈いのることはたったひとつ
眠ねむる君きみの窓辺まどべにも
この光ひかりが届とどきますように

凛りんとした背中せなかも
君きみらしくて好すきだけれど
笑顔えがおに隠かくれた素顔すがお
僕ぼくの前まえでは見みせて欲ほしいから

昨日きのうと今日きょうと明日あした
ぐるぐる回まわる
不器用ぶきようなステップで
迷路めいろのような人混ひとごみを
上手じょうずにくぐり抜ぬけたら
今度こんどこそ微笑ほほえんで
愛いとしい君きみを迎むかえに
行いけるような気きがする

泥どろだらけで歩あるいてく
使つかい捨すての巨大きょだいな街まち
しがらみやプライドや
歪ゆがんだエゴを
すべて抱かかえてその先さきへ

昨日きのうと今日きょうと明日あした
ぐるぐる回まわる
不器用ぶきようなステップで
迷路めいろのような人混ひとごみみを
二人ふたりでくぐり抜ぬけたら…

昨日きのうと今日きょうと明日あした
日ひはまた昇のぼる
何なにもなかったように
繰くり返かえされるトライアングル
僕ぼくらの背中押せなかおすなら
あと少すこし 夜明よあけまで
一番大事いちばんだいじな君きみを
抱だきしめる夢ゆめをみよう

ほらもうすぐ朝あさが
君きみのため そして僕ぼくのために