優やさしくしてほしいんだ あの日ひの雨あめのように
君きみが触ふれた瞬間しゅんかんに 世界せかいは急激きゅうげきに止とまった

強つよくブレーキ踏ふんだ引ひきつれ跡あと
胸むねに焼やけ付つくほどに残のこしていた
君きみのせいだよと 曝さらけ出だしたくて
心こころの奥疼おくうずく ああ

この部屋埋へやうめ尽つくす あの甘あまったるい臭においが
窓まどは開あけたくない 君きみがいてほしいだけなんだ

やけに都合つごうの良過よすぎる幻想げんそうと
悲観的ひかんてきな結末けつまつの極彩色ごくさいしょく
君きみのせいだよと 曝さらけ出だしたって
気きにも留とめないかな

窓まどの下したに 二車線にしゃせんの
加速かそくする 運命うんめい
切きり裂さくような 音おとを耳みみに残のこして

痛いたむほどに甘美かんびな傷跡きずあと
紅あかく燃もえる 摩擦まさつですり切きれそう
君きみのせいだよと 曝さらけ出だしたって
気きにも留とめないだろ
強つよくブレーキ踏ふんだ引ひきつれ跡あと
胸むねに焼やけ付つくほどに残のこしていた
君きみのせいだよと 曝さらけ出だしたくて
心こころの奥疼おくうずく ああ