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ちいさな花宿はなやど枕木まくらぎ 平行へいこうならびた線路せんろ
素足すあしあるいてく草原そうげん ふと見上みあげればつき星空ほしぞら
流星降りゅうせいふそそぐパノラマ 何万光年なんまんこうねんまたた
紺碧こんぺき清空彩せいくういろどるスパンコールのギリシア神話達しんわたち
にじんだ爪先つまさき そら見上みあげるきみ
きながらあるいてくよごれたままのてのひら

わすれないよ きみあいした景色けしき本当ほんとういろ
だけどいま星屑ほしくずさえもまぶしすぎて

なみだふるえる恋人こいびと
つないだそのかなしいほどあたたかく

わすれないで きみ夢見ゆめみ未来みらいうつくしさを
流星りゅうせいえた星達ほしたち きみ笑顔えがお

きみそら ふさいだぼくめてくれよ
見上みあげたそら今何いまなにおもう?

なみだふるえる恋人こいびと
つないだそのは かほそ力無ちからな
ながれるあなたのなみだほしになり
このそら めうくして いま流星りゅうせいわれ

清空せいくう いろど星々ほしぼし 夜露よつゆれた線路せんろした
てた枕木まくらぎはかな命宿いのちやどしろ四弁しべんはな
つないだはなれぬように
つないだ指離ゆびはなさぬように

頭上ずじょうそそ流星りゅうせい まるで五月雨さみだれ小夜時雨さよしぐれ
潔癖けっぺき大地だいち裸足はだしあるく この線路せんろだけを手掛てがかりに
つなきみあたたかく
よごれたままのてのひら

流星降りゅうせいふりしきるパノラマ あるいてく にじんだつまさき
つないだはなさぬように
つないだ心千切こころちぎれれぬように