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木枯こがらしこころ
一人ひとりよるしずけさを
間違まちがったまま ときぎたと
おもかえした ぼくらの夜明よあまえ

昨日きのうまでの あめがうそのようです
くもまど みずしたた
見上みあげたさきかくれした
雲間くもまのぞぼくらの夜明よあまえ

声枯こえからし うたほど自分じぶんかってくんだ
いとこも わるいとこも全部ぜんぶ

きずついた こころから
こえる こえかすかに
さがしていた こたえは
いつもそばに ここにあったんだ

このごろふと かんがえる夜更よふ
どうにもならぬ なやみもえぬが
それもひとつの こたえなんだと
ひかりした ぼくらの夜明よあまえ

いかける うたうそのさきなにいだすんだ
いとこも わるいとこも全部ぜんぶ いて

きずついて もうダメだって
そうおもこともあるだろう
それもきっと 明日あすぼく
つくるための いしづえとなる

大切たいせつ大切たいせつ
そだてる いつかのぼく
れないように
けないように
ここで出来でき精一杯せいいっぱいをしよう

木枯こがらしこころ
未来みらいはきっとぼくらをっているんだ