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よみがな
かなしいくらいわたそら少女しょうじょ
あかのカイトをげる かぜほほをなでた

うつときめることなど出来できない
もう子供こどもじゃない まれたままのしろじゃない

石畳いしだたみ階段かいだんにたたずみ きみおも
とおくからこえてくる いのりの音色ねいろ

幾千いくせんときえ たどりいたこの景色けしき
ぼくおぼえている ずっとさがしていたんだ

なにひとつたずにぼくらはまれてきた
うしなうものなどないさ
くるしみも孤独こどくれられたら
ひとつのあいはじまる

うつこころ めることなど出来できない
何度なんどでもあたらしいいろまれわる
幾千いくせんときえ たどりいたこの場所ばしょ
ぼくおぼえている にしたはなにおいも