文字サイズ
よみがな
きらいになってわかれられるのなら
こんなにくるしくはないだろう
えがいた未来みらいを「現在いま」が
おなほういていたから
おなはやさであるいているとおもってた
いつのにかひらいた距離きょり
やさしさだけじゃめられないから

サヨナラの言葉ことばだけじゃ
なにつたえられないけど
ふるえた指先ゆびさきじゃもう...
ねぇはなすよこの

明日あしたになればねむまえ電話でんわ出来できない
四月しがつ二人ふたりはこのことわからない
わらないとしんじていた
まえくずれるきみ
いかけた「もう一度いちど...」
本当ほんとうはそんなにつよくない
でもこぼれたなみだはもどらないから

サヨナラの言葉ことばだけじゃ
なにつたえられないけど
ふるえた指先ゆびさきじゃもう...
ねぇはなすよこの

月日つきひながぼくはまだひと
あのころおなじテーブルのままだけど
苦手にがてなコーヒーはブラックになった
トーストもがさなくなった
すこしは大人おとなになれたかな
でもきみのいない世界せかいでは
またみちまよこともあるだろう
そのときかならきみ顔思かおおもすよ

サヨナラと孤独こどくだけが
まだむねめつける
わすられぬいとしいひと
ねぇしあわせでいて