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噛かみついた指ゆびにからむ白しろい糸いと 巻まきつけて夜よるを超こえてく僕ぼくと
淋さびしがる君きみの指ゆびは泳およいでく 明日あすを探さがして今日きょうを紡つむいでゆく
僕ぼくの知しらない間あいだに目めの前まえは 温ぬくもりと色いろを失なくしていった
僕ぼくの見みていたはずの世界せかいはいつのまに こんなにもかわってしまっていたんだろう
生いきていくことだけ見みて歩あるいてたその命いのちは
行ゆき場欠ばなくし 何処どこへ行ゆけばいい? 誰だれにも戻もどせないまま
誰だれかが 伝つたわらない声こえで
泣ないているの 君きみの目めには何なにが見みえるの?
愛あいを下ください
音おとを立たてずに痛いたみを流ながすこと 君きみはいつのまにかに覚おぼえていた
喉のどの奥おくを鳴ならして言葉ことばをつぶすことも 本当ほんとうは知しらなくたってよかったんだ
冷さめた ひとみ あふれる 生なまぬるいこの世界せかいで
何なにを持もつの 何なにを見みるの ねぇ何なにを祈いのればいいの?
何なにかが伝つたえることをやめて
消きえてゆくよ 僕ぼくの重おもさで何なにが出来できるか
愛あいを下ください
小ちいさいドアを開あけた 僕ぼくの手てが守まもれるもの 救すくえるもの
忘わすれない様ように 空そらを見上みあげるよ 今いま
誰だれかが 伝つたわらない声こえで
泣ないているの 君きみの目めには 何なにが見みえるの?
何なにかが 伝つたえることをやめて
消きえてゆくよ あなたの目めには 何なにが映うつるの?
愛あいを下ください。
淋さびしがる君きみの指ゆびは泳およいでく 明日あすを探さがして今日きょうを紡つむいでゆく
僕ぼくの知しらない間あいだに目めの前まえは 温ぬくもりと色いろを失なくしていった
僕ぼくの見みていたはずの世界せかいはいつのまに こんなにもかわってしまっていたんだろう
生いきていくことだけ見みて歩あるいてたその命いのちは
行ゆき場欠ばなくし 何処どこへ行ゆけばいい? 誰だれにも戻もどせないまま
誰だれかが 伝つたわらない声こえで
泣ないているの 君きみの目めには何なにが見みえるの?
愛あいを下ください
音おとを立たてずに痛いたみを流ながすこと 君きみはいつのまにかに覚おぼえていた
喉のどの奥おくを鳴ならして言葉ことばをつぶすことも 本当ほんとうは知しらなくたってよかったんだ
冷さめた ひとみ あふれる 生なまぬるいこの世界せかいで
何なにを持もつの 何なにを見みるの ねぇ何なにを祈いのればいいの?
何なにかが伝つたえることをやめて
消きえてゆくよ 僕ぼくの重おもさで何なにが出来できるか
愛あいを下ください
小ちいさいドアを開あけた 僕ぼくの手てが守まもれるもの 救すくえるもの
忘わすれない様ように 空そらを見上みあげるよ 今いま
誰だれかが 伝つたわらない声こえで
泣ないているの 君きみの目めには 何なにが見みえるの?
何なにかが 伝つたえることをやめて
消きえてゆくよ あなたの目めには 何なにが映うつるの?
愛あいを下ください。