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もう あなたの肩かたを抱だき寄よせる紅くれないのドアが
背中越せなかごし影法師かげぼうし だけどもう少すこし
なぜ心こころに残のこる 我侭わがままで子供こどもじみた日々ひび
これほどに愛いとおしい 涙なみだも微笑ほほえみも
この坂さかを上のぼったら 二人ふたりどんな景色けしきが見みえるだろう
握にぎりしめたその手てを離はなさずに 夕暮ゆうぐれの道みちを帰かえろう
いま言いいかけたのは 失うしなった昨日きのうの数かずより
明日あしたへの喜よろこびが 言葉ことばを急せかしたから
この坂さかを上のぼったら 二人ふたりどんな景色けしきが見みえるだろう
色いろあせた思おもい出でも 柔やわらかい黄昏たそがれの空そらに飛とばそう
いつまでもこの温ぬくもりと 歩あるいてゆきたい
永遠えいえんをやがて時ときが奪うばい去さっても
この坂さかを上のぼったら 二人ふたりどんな景色けしきが見みえるだろう
振ふり向むけば長ながい影かげ 離はなさない重かさねゆく日々ひびをいつも
背中越せなかごし影法師かげぼうし だけどもう少すこし
なぜ心こころに残のこる 我侭わがままで子供こどもじみた日々ひび
これほどに愛いとおしい 涙なみだも微笑ほほえみも
この坂さかを上のぼったら 二人ふたりどんな景色けしきが見みえるだろう
握にぎりしめたその手てを離はなさずに 夕暮ゆうぐれの道みちを帰かえろう
いま言いいかけたのは 失うしなった昨日きのうの数かずより
明日あしたへの喜よろこびが 言葉ことばを急せかしたから
この坂さかを上のぼったら 二人ふたりどんな景色けしきが見みえるだろう
色いろあせた思おもい出でも 柔やわらかい黄昏たそがれの空そらに飛とばそう
いつまでもこの温ぬくもりと 歩あるいてゆきたい
永遠えいえんをやがて時ときが奪うばい去さっても
この坂さかを上のぼったら 二人ふたりどんな景色けしきが見みえるだろう
振ふり向むけば長ながい影かげ 離はなさない重かさねゆく日々ひびをいつも