歩あるく影かげが 少すこしだけ離はなれていく気きがした
振ふり返かえれば君きみは ほら またその目めをしてる

何気なにげない仕草しぐさで ふわり浮うき立たつ心こころも
見透みすかされるようで 最後さいごは何なにも言いえなくなる

愛いとしさとためらいが 風かぜの中なかに揺ゆれる
できるなら何なにもかも捨すてて 抱だき寄よせたい

いつの間まにか 君きみは朧おぼろげに照てらされて
そのまま消きえそうで 時ときを忘わすれて見みつめてしまうよ

愛いとしさもためらいも 闇やみの中なかに解とける
明日あしたが来くるまでは 僕ぼくのそばにいて

laラ laラ laラ ...

過すぎ行ゆく日々ひびを 移うつろう季節きせつを 僕ぼくにもわけて欲ほしい
その先さきには ふれられない場所ばしょがあること わかっていても

愛いとしさとためらいが 風かぜの中なかに揺ゆれる
できるなら何なにもかも捨すてて 抱だき寄よせたい

laラ laラ laラ ...