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てつくよる まれず
ぼくはじまる ねつってる

もとめすぎて 散切ちぎれるゆめ
そんな欠片かけらなにかなうの?

キレイにすれちがこころ 夜明よあけもとおすぎるまち
ぼくらは真冬まふゆほしより
夢中むちゅうはかな

むねちた 純白しろおもいが
あふして ぼくらして
そらこぼした やさしさだから
ゆきった ツバサのように
きみかたつつむよ

ひとりだけで られない」と
ひとよわさを こいにするから

かすかにれるくちびるえられるものは なくても
何処どこかでこごえてる明日あした
せるように

あわもる 純白しろおもいを
せめてきみつたえられたら
なにができるの? そのさびしさで
ゆきじられた ツバサのように
ただぬくもりまもって

まれたてのねがいをかかえてる
ふるえるそのあたためてあげよう
ともしたひかり 見失みうしなわないように

むねちた 純白しろおもいよ
どうかなにこわさぬまま

そらこぼした やさしさだから
ゆきった ツバサのように
きみかたつつむよ
ただ ぬくもりまもって
きみぼくつつんでゆく