ああ空そらよ 教おしえてくれ
全すべてを抱だいて生いきる強つよさを

ひらひら舞まい落おちる羽根はねは夢ゆめの欠片かけら
手ての平握ひらにぎり締しめ 時ときは過すぎていった

鳥達とりたちが飛とんでゆく うわの空そら 坂さかの途中とちゅう
蹟つまづいた この腕うでを支ささえてくれたあなたがいた

ああ夢ゆめよ 教おしえてくれ
信しんじた道みちを照てらす光ひかりを
ああ恋こいよ 教おしえてくれ
誰だれかの為ために灯ともす明あかりを

はらはら舞まい散ちった花はなは恋こいの終おわり
傷きずつけ逃にげ出だした 独ひとりよがりのまま

右手みぎてには折おれた羽根はね 左手ひだりてにしおれた花はな
天秤てんびんに掛かける時とき 震ふるえるほどの弱よわさを知しる

ああ夢ゆめよ 教おしえてくれ
信しんじた道みちを照てらす光ひかりを
ああ恋こいよ 教おしえてくれ
誰だれかの為ために灯ともす明あかりを

ああ空そらよ 教おしえてくれ
全すべてを抱だいて生いきる強つよさを
ああ空そらよ 教おしえてくれ
俺おれは今いまでも自由じゆうなままか

ああ夢ゆめよ 教おしえてくれ
信しんじた道みちを照てらす光ひかりを
ああ恋こいよ 教おしえてくれ
誰だれかの為ために灯ともす明あかりを