誰だれもいないグラウンドの名前刻なまえきざんだ桜さくらの下した
いつか君きみともう一度いちどここに来くることを約束やくそくしよう

チャイムの響ひびく校庭こうていの片隅かたすみに咲さく花はなのように
優やさしく笑わらってくれた君きみだけに伝つたえたい
ただ「ありがとう」と…

僕ぼくたちはいつの日ひにか またこの場所ばしょで出逢であうその日ひまで
野のに咲さいた花はなのように 決けして負まけずに強つよく咲さきたい

通かよい慣なれたこの道みちも 教室きょうしつから見みえる景色けしきも
「いつまでも忘わすれないよ…」と涙浮なみだうかべた 君きみの笑顔えがおも

いつも見慣みなれた夕暮ゆうぐれが桜並木さくらなみきを染そめてゆく
僕ぼくたちはそれぞれの思おもい出でを胸むねに抱だいて歩あるき始はじめる

いつか見みた夢ゆめの場所ばしょへたどり着つくまで あきらめないで
まだ名なもない花はなだけれど 決けして負まけずに強つよく咲さきたい

いつの日ひか歩あるいてきた道みちを 振ふり返かえるときが来くるまで
野のに咲さいた花はなのように 決けして負まけずに強つよく咲さきたい

僕ぼくたちはいつの日ひにか またこの場所ばしょで出逢であうその日ひまで
野のに咲さいた花はなのように 決けして負まけずに強つよく咲さきたい

決けして負まけずに強つよく咲さきたい

咲さきたい…